ヘルシーコラム

015不足すると過剰となるカルシウムパラドックス

1.カルシウムは血液中に[10mg/100cc]含まれており、この濃度はほぼ一定に保たれています。
食物から摂取するカルシウムが増えたからといって、血液中のカルシウムの濃度が上下することはほとんどありません。

▲ 万一カルシウムの濃度が下がりますと、筋肉や神経が異常に興奮し、痙攣を起こして、極端な場合には生命に関わることもあります。
 カルシウムの不足はこのように生命に重大な影響を与えますので、常にカルシウムの濃度が一定になるよう、体内に様々な仕組みを備えています。その中心的な役割を果たすのが次の3つのホルモンです。

▲ [副甲状腺ホルモン] [活性型ビタミンD] [カルシトニン]

これらのホルモンの働きについては[骨粗鬆症講座第3講]を参照

2. 体はこれらのホルモンをうまく使い分け、血液中のカルシウム濃度が一定になるようにしています。
しかし、なにしろカルシウム濃度が下がると、命に関わる重大事ですので、カルシウムが不足している(カルシウム濃度が下がっている)となれば、骨からカルシウムが必要以上にどっと溶け出してしまいます。
この余分に溶け出したカルシウムがスムーズに骨に戻ると問題は少ないのですが、一部は血管壁・脳の組織など本来カルシウムがあってはならない部分に入りこんでしまいます。
このようなことが長期間の間に度重なって起こりますと、多くの成人病の大きな原因の一つになっていくのです。

▲ 食事から摂取するカルシウムが十二分に足りており、血液中のカルシウム濃度が下がるということがなければ、骨からカルシウムが溶け出す量も最少ですみます。
このように、摂取するカルシウムが不足すると、逆に血液中のカルシウムが増加し、体に害を与えてしまうことを「カルシウムパラドックス」と呼んでいます。
■ 人間の体は文字どおり「骨身を削って」血液中のカルシウム不足を防ぐ仕組み工夫を凝らしています。このような仕組みは他の栄養素ではほどんどみられません。それだけカルシウムが体にとって重要な証拠であるといっていいのではないかと思います。

■ カルシウムパラドックスになるとどのような生じるのか問題があるのか、については[カルゲンレターNO.7]でご説明しています。

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